【読書記録 2020.12】日本一小さな航空会社の大きな奇跡の物語
前回に続いて読書記録を。
昨今危機に瀕している航空業界に関する本ですが、あまり報道されない”小さな”会社が主人公です。
【読んだ本】
日本一小さな航空会社の大きな奇跡の物語
奥島 透氏 著
【感想、等】
・機材一機、での経営をしている、とは全く知らなかった。常識外れもいいとこ。。。
・そんな苦境でどうやって今の地位を手に入れたのか?書いている内容はきれいごと?ととれるような内容もあるが、実現した結果を鑑みる限り、その”きれいごと”(=理想)が重要なのだ、と痛感させられた。
・地位や肩書にとらわれず、自ら行動すること。一方で人の意見、助力はありがたく活用すること。これが鉄則だと学んだ。
・上述した通り、現在危機に瀕しているのは天草エアラインも一緒だと。でもなぜか、このエアラインなら大丈夫、と思えるのはこの本が持つポジティブさに魅了された故、だろうか…
こういう一個人の成功談、みたいな本って自己満足の自慢話、に帰結しているもの結構ありますよね。特にTVとか出てる有名人のものは…辟易するほど自分大好き!なものが多い。
この本はそういう悪書とは一線を画しています。自身の視点から見た客観的事実を記している比率が高いことがそのあたりの印象の違いにつながってるのかな?と思いました。
いずれにしても、読み終えるとほんわかするハートフルな一冊です。コロナ禍で心に余裕が持ちづらい今、読んでみるのはいかがでしょうか。
ではではー。