今年一発目の読書記録を。
前回に続いて航空業界に関する本です。
既に窮地(というか一度終わった)に陥り、且つ復活した企業は今のこの苦境をどう、受けとめているのでしょう…
【読んだ本】
心は変えられる
原 英次郎氏 著
【感想、等】
・潰れてもなお、飛び続けることが許された(ある意味)稀有な存在。
中の人はどのように感じ、どう変化していったのか。
正直きれいごと?に聞こえてしまうようにも感じた…
・この本のコアは稲盛流再建法の特に意識、の部分が
JALという特異な組織にどう浸透した?というところ。
その意味では京セラとJALの違い、がより解説されていればよかったかも
・筆者は倒産時、JALと取引がある企業に勤めていた。
というか日常的にやり取りをしていた。
いかに無駄があった企業だったか、というのも事実だろうが、
そもそも半公的企業であったためやっと民間企業にになれたんだ
…と感じた記憶が。
本中に出てくる、「やっと普通の企業になったな」という一文が
すべてを表していると思う。昔がひどすぎただけ。。。
稲盛氏の功績を否定するつもりはないですが、ぶくぶく太った非効率そのものの企業がようやく普通になり、且つ公的資金が入ったら…
そりゃ復活するわな、と。。。
その意味では今経験している危機は外的要因が主、であり、今こそ復活の真価が問われるのか?と。
日本の翼を標榜する以上、何とか飛び続けてもらいたいものです。
てかJALもANAも日本のエアラインならもう少し関空から飛ばせよと声を大にして言いたいwww余談ですが。。。
ではではー。